師匠と弟子|弟子の課題は時間品質|無駄のない動きがコーティングの品質を上げています。

先日、コーティング技術認定2級の資格を取得した中谷くんは時間さえあれば、コーティングの練習を先輩スタッフに見てもらっています。

少しずつ実践経験もしている中谷君ですが、まだまだ施工スピードが遅いので、そこを今、改善目標としてあげています。

作業に時間がかかるために集中を欠いているようです。長い時間をかけて完成したコーティングも、それなりにキレイに見えますが、先輩スタッフのプロ目線でチェックを入れられると、まだまだなのです。

キーパーコーティングはマニュアル通りに正しく施工すれば、とびっきりキレイに仕上がります。中谷くんもスクールで学び、試験を受け、合格はしているものの実践経験が少ないので様々な車のカタチや大きさに適応できていません。

その為に余計な動作が多く、時間品質が落ちてしまっているのです。

よくお客様に「時間はたっぷりかけて良いから、きっちりキレイに仕上げてね!」と言われるのですが、実は規定時間内で正しく作業する方がキーパーコーティングの品質は上がるのです。

早くコーティングをすると品質が上がるというのは、あくまで正しい施工をするというのが前提です。

長い時間をかけて施工すると作業にムラや抜けが出てしまうのです。

例えば、一般の方がマニュアルを見てキーパーコーティングのケミカルを使って自宅で1年間ノーメンテナンスのクリスタルキーパーをたっぷり時間をかけてコーティングしたとしましょう。

プロの施工した車との違いはすぐにわかってしまいます。

汚れがきっちり落ちていなかったり、コーティングに塗り漏れや拭き残しがあったり、時間がかかりすぎて水道水がシミになってしまったりします。コーティングの拭き方が悪ければ色ムラが出たり。

とにかく必要以上に時間をかけてコーティングをすると高い品質になる事がありません。

時間品質、とても大事なんです。

規定時間内に早くキレイにすることは最初、技術的にも体力的にも大変な事です。

お客様の喜んでくれる笑顔を思って施工すると、それは苦痛ではなくなります。
先日、中谷君と上田店長が施工したクリスタルキーパー施工車をお客様にお引渡しする時に「わー、むちゃくちゃキレイになってますねー♪大満足です!!」と喜んでくださいました。

その言葉を聞いて中谷くんは、「こんなに喜んで貰えるんですね、何か疲れがすっとびました。」と、言っていました。正直な気持ちだと思います。

プロとはいえ、まだまだひよっこ。
お客様に喜んでもらえるように只今猛特訓で腕をあげています!!

この記事を書いた人

安川寿樹
安川寿樹代表取締役/株式会社ヤスカワ
キーパープロショップ林堂店を運営する株式会社ヤスカワの代表取締役。
サッカーと野球観戦(タイガースファン)そしてテニスをするのが大好きな3児のパパです。肩書きは社長ですが現場が大好き!いつも店舗でバリバリ働いています

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