キーパーコーティングの性能比較・選び方を解説

性能比較チャート票

 キーパーコーティングには6種類のボディガラスコーティングがあります。
大きく分けて従来タイプ自浄効果が高いタイプの2種類で比較してみましょう。
グラフの洗車の減り方の数値を見くらべてみてください。

洗車の減り方で選ぶ

洗車の減り方(洗車の回数の減り方)の数値を見て「従来タイプ」か「自浄効果が高いタイプ」かを選べばあとは、松竹梅で選べます。

従来タイプ

従来から人気のガラスとレジン、2層以上の被膜のキーパーコーティングの3つのコーティング。
クリスタルキーパーダイヤモンドキーパーダブルダイヤモンドキーパー
洗車の減り方とは、どれくらい洗車をしなくてもキレイでいられるかという指標です。
クリスタルが「4」、ダイヤが「5」、ダブルダイヤが「5」、となっており、表面の被膜は3種類ともレジン被膜なのでそれほど大きく違いません。クリスタルキーパーの1層目のガラス被膜の密度が粗くて被膜も薄いのでダイヤモンドキーパーシリーズよりは汚れやすい傾向にあります。

  • クリスタルキーパー     
    4★★★★
  • ダイヤモンドキーパー    
    5★★★★★
  • ダブルダイヤモンドキーパー 
    5★★★★★

自浄効果が高いタイプ

自然の雨が洗車になる「自浄効果」の高いコーティングがこの3種類。
汚れにくさを表す指標「洗車の減り方」はいずれも「7」。
表面を覆う2層目の被膜が新開発のエコ+レジン(下図左と中、緑色の層A)でコーティングされているフレッシュエコダイヤ、そしてトップコートがVP326(下図右端、赤色の層C)のEXキーパーは、汚れにくさの指標である洗車の減り方を見ると、どれも「」という高い数値です。

  • フレッシュキーパー 
    7★★★★★★★
  • エコダイヤキーパー 
    7★★★★★★★
  • EXキーパー    
    7★★★★★★★

キーパーコーティングを松竹梅で選ぶ

コーティングに何を求めるのかを考えた時、「ツヤ」を重視する人は多いと思います。
ツヤで選ぶならダントツでEXキーパーです。次いでダブルダイヤ、エコダイヤ、ダイヤ、フレッシュ、クリスタルの順となります。

従来タイプの中から艶で選ぶなら

  • クリスタルキーパー     
    5★★★★★
  • ダイヤモンドキーパー    
    6★★★★★★
  • ダブルダイヤモンドキーパー 
    7★★★★★★★

自浄効果が高い系の中から艶で選ぶなら

  • フレッシュキーパー 
    5★★★★★
  • エコダイヤキーパー 
    6★★★★★★
  • EXキーパー    
    10★★★★★★★★★★

あとは持続期間とタフさを考慮して選ぶ

汚れにくさ(洗車の減り方)と「艶」を選べばあとは、持続期間に満足できるかどうかを考えてみましょう。
クリスタルキーパー1年耐久フレッシュキーパー1年以上耐久と、他のコーティングよりも短いのがわかります。
毎年、繰り返すのもOKですが、長く乗ろうとお考えなら、ノーメンテナンスで3年耐久ダイヤモンドキーパー以上のグレードがおすすめです。

従来タイプの中から耐久年数で選ぶなら

  • クリスタルキーパー
    ノーメンテナンスで1年
  • ダイヤモンドキーパー
    ノーメンテナンスで3年
    (メンテナンスをして5年
  • ダブルダイヤモンドキーパー
    ノーメンテナンスで3年
    (メンテナンスをして5年

ダイヤモンドキーパー、ダブルダイヤモンドキーパーはノーメンテナンスで3年耐久。
1年に1回を目安にメンテナンスをお店で受ければ5年間の耐久性が得られます。
メンテナンスは有料となりますが、表面の被膜を塗替える作業をプロが行うので初回施工時のような強い撥水と深い艶を取り戻す事ができます。長くキレイに乗りたいという人は1年に1回メンテナンスを受けていただくといつまでもピカピカでいられます。
ご自身でコーティングのメンテナンスをしなくても良いというのもKeePerの特徴です。

自浄効果が高いタイプの中から耐久年数で選ぶなら

  • フレッシュキーパー
    ノーメンテナンスで1年以上耐久
  • エコダイヤキーパー
    ノーメンテナンスで3年
    (2年に1回メンテナンスで5年
  • EXキーパー
    ノーメンテナンスで3年
    (2年に1回のメンテナンスで6年

自浄効果の高いフレッシュキーパー、エコダイヤキーパー、EXキーパーは、メンテナンスの期間が従来タイプよりも長くなります。

フレッシュキーパーは1年以上耐久となっているので次回施工時期があいまいになりそうですが、11ヶ月後から13ヶ月後の期間に無料で受けられる点検洗車で解決しています。
次回の施工時期は点検洗車の時にプロと相談して決められます。

エコダイヤキーパーとEXキーパーは2年に1回のメンテナンスで問題ありません。
もっとキレイを楽しみたい人は1年に1回メンテナンスをしても大丈夫です。

耐久性の高いコーティングほど価格は上がりますが、1年耐久のクリスタルキーパーを毎年繰り返してもダイヤモンドキーパーをコーティングするほどの価格になってくるので、長く乗るのであれば高性能で高耐久のダイヤモンドキーパー以上のコーティングをしてメンテナンスをする方が良いかもしれません。

あと何年乗るかわからない時や、一度キーパーコーティングを試してみたい、お手頃価格でプロに車をキレイにしてもらいたい、というお客様にはクリスタルキーパーやフレッシュキーパーがオススメです。

タフ(耐候力)で選ぶ

ここまで絞り込めれば、残るのはタフ(耐候力)

従来タイプの中からタフ(耐候力)で選ぶなら

  • クリスタルキーパー     
    4★★★★
  • ダイヤモンドキーパー    
    5★★★★★
  • ダブルダイヤモンドキーパー 
    8★★★★★★★★

自浄効果が高いタイプの中からタフ(耐候力)で選ぶなら

  • フレッシュキーパー 
    4★★★★
  • エコダイヤキーパー 
    5★★★★★
  • EXキーパー    
    6★★★★★★

耐候性とは風雨、温度変化、太陽光などに対して劣化や変質を起こしにくい性質のことだ。 また、塗料、プラスチック、繊維、有機素材などの工業製品が、温度、湿度、太陽光、雨などの自然環境に耐えられる性質のことである

耐候力の一番強いものが、ダブルダイヤモンドキーパーの「8」。
次いでEXキーパーの「6」で、ダイヤとエコダイヤが「5」、そしてクリスタルとフレッシュの「4」となっています。

耐久性ではEXキーパーの6年耐久(2年に1回のメンテナンスを行った場合)が一番ですが、耐候力、つまり自然環境から受ける影響から一番耐えられるのがダブルダイヤモンドキーパーで、2ポイント優れています。

まとめ

ツヤで選ぶならダントツでEXキーパー。

タフ(耐候力)性能が一番高いのがWダイヤモンドキーパー。それでいてツヤもEXキーパーに次いで良い。

汚れにくさで選ぶならEXキーパー、エコダイヤキーパー、フレッシュキーパーの3種類

あまり洗車しなくてもキレイでいられるコーティングで、ツヤも耐久性も欲しい、でもEXキーパーでは価格が高すぎると感じるあなたに、エコダイヤキーパー。

基本性能が優れていて、価格のバランスも良いのがダイヤモンドキーパー。

自然の雨が洗車になる、1年以上耐久フレッシュキーパーは、車にオシャレをしたいが、あまり車に手をかけたくない人におすすめ。

KeePerのエントリー(入門)コーティング、クリスタルキーパーはお手頃価格でキレイにしたい人にもってこい。

お店で相談するともっと納得して決められます

 お店に行って相談するとプロのスタッフが、あなたにピッタリのコーティング選びのお手伝いをしてくれます。

実際にコーティングされたデモカーや施工中の車を見る事ができます。

クリスタルキーパー
ダイヤモンドキーパー
ダブルダイヤモンドキーパー
フレッシュキーパー

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この記事を書いた人

安川寿樹
安川寿樹代表取締役/株式会社ヤスカワ
キーパープロショップ林堂店を運営する株式会社ヤスカワの代表取締役。
サッカーと野球観戦(タイガースファン)そしてテニスをするのが大好きな3児のパパです。肩書きは社長ですが現場が大好き!いつも店舗でバリバリ働いています

圧倒的な艶ダブルの威力Wダイヤモンドキーパー

圧倒的な艶ダブルの威力。
Wダイヤモンドキーパー。
ガラスの層が2倍【ガラス、ガラス、レジン】の3層からなるコーティング。
ガラスの層がたっぷり2倍ある事でツヤや防汚能力も強化された被膜を形成します。
3年ノーメンテナンス、1年に1回のメンテナンスで5年耐久。