欧州車のメッキモールの白いアルカリサビを磨いてコーティング
欧州車の汚れの筆頭が窓枠やルーフレールに付く白いアルカリサビ。
ベンツ・BMW・アウディ・VWなどヨーロッパ車の窓枠の金属モールは、「アルミ合金」で出来ています。
国産車はメッキ処理されているので、このようなサビは出ません。
欧州車に使用されているアルミ合金は、表面をアルマイト処理でサビ止めされていますが、アルカリ洗剤が掛かると、白い「アルカリ錆」が発生して白い「シミ」のように汚くなります。
一般的に洗車でアルカリ洗剤を使用する事は、あまりありません。
では、なぜ欧州車のアルマイト処理されたアルミ合金に白サビができてしまうのでしょうか。
それは、日本特有の雨にあります。
日本の雨はアルカリ性の雨が降ることがります。
もうお分かりの方はいるのではないでしょうか。そう、黄砂です。
黄砂を含んだ雨はアルカリ性なので、欧州車のメッキモールをサビさせてしまうのです。
欧州ではアルカリ性の雨は降らないので、この白サビの対策をする必要はありませんが、日本で欧州車にキレイに乗るなら、この白サビ対策は必須です。
白サビ対策にアルカリブロックキーパー
アルカリブロックキーパーは欧州車のメッキモール専用のコーティングです。
圧倒的厚みを持つアルカリブロックキーパーは強力にメッキモールを守ります。
アルカリブロックキーパーの施工方法は一般的なコーティング方法とは異なります。
1液と2液を混合させ、筆で一筆書きで塗布します。
そして、塗った後は完全密閉されたコーティングブースの中で一晩、完全乾燥させます。
この特殊な施工方は、環境の整ったプロショップでしかできないため、アルカリブロックキーパーが施工できるお店は限られています。
当店のように1台隔離された密閉ブースがあればバッチリ施工できます。
白サビがついてしまっても磨けばキレイになる
白サビが付いてしまっても、磨けばキレイになります。
白サビの固着の根が深い場合は薄く残りますが、パッと見ただけでは分からないくらいキレイにできます。
マスキングテープで十分に養生した後、メッキモールを手磨きで状態を確認しながら何段階にもわけで磨きます。
シミが残っているからと、磨き続けると下地が出てしまいますので、どのあたりで磨きをやめるのかは難しいところです。
何度磨いても深いシミが消えない場合は、そこを終着点としています。
それでも、しっかりと磨いてコーティングするとご覧のとおり、むちゃくちゃキレイになります。
欧州車メッキモールは新車時にコーティングするのがベスト
欧州車のメッキモールは日本国内で乗るのであれば、必ず付くものです。
なので、新車の時にアルカリブロックキーパーをコーティングしておく事を強くおすすめします。
アルカリブロックキーパーほど、しっかりと欧州車のメッキモールを守れるコーティングは他に知りません。
白サビで腐食してしまってからでは、完全にシミを取り除けない場合がありますし、費用もかかります。
新車のうちに、しっかりとメッキモールを守れるよういアルカリブロックキーパーをコーティングしておきましょう!
さて、その価格ですが
白サビ取り |
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ヨーロッパ車限定 ¥39,600 (税込) |
※ルーフレール同時施工の場合 ¥58,300 (税込) |
アルカリブロックキーパー |
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ヨーロッパ車限定 ¥33,600 (税込) |
※ルーフレールを同時施工の場合 |
¥47,300 (税込) |
白サビ取り(磨き作業)だけでも39,600円(税込)。やはり、白サビが付くまでにコーティングしておくのが良いですね。
この記事を書いた人
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キーパープロショップ林堂店を運営する株式会社ヤスカワの代表取締役。
サッカーと野球観戦(タイガースファン)そしてテニスをするのが大好きな3児のパパです。肩書きは社長ですが現場が大好き!いつも店舗でバリバリ働いています
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