新メニュー・樹脂フェンダーコーティング

最近のSUV系の車には、無塗装の樹脂でできたフェンダーを装着した新車が多く出ています。

この無塗装樹脂フェンダーはポリプロピレンやポリアミドのプラスチックでできており、無塗装の樹脂バンパーやボンネットの付け根のワイパーモーターが下にあるカバーの部分と同じような素材です。

キーパータイムスより

このような樹脂の高分子架橋構造は塗料の架橋構造に比べてはるかに架橋密度が低く、露天にさらされると簡単に緩くなり空気に触れることによって表面の顔料(色粉)が失われて隙間だらけの繊維状になり、乱反射して灰色化します。無塗装樹脂が比較的短期間に退色して白っぽくなる現象です。

キーパータイムスより

下の写真は当店の軽トラック。
長年の使用でバンパーの樹脂が灰色を通り越して白っぽくなっています。

この場合、他の高分子(例えばシリコンオイルなど)を塗り込むと繊維間が埋められて乱反射がなくなり元来の色に戻ります。従来の製品であるキーパーの「ベストブラック」などがそうです。しかしそのシリコン樹脂は比較的短い期間で繊維間から出てしまい、白っぽく戻ってしまいます。

 新発売の「樹脂フェンダーキーパーは、シリコン樹脂が高分子と架橋する事によって非常に高い耐久性を獲得しています。(1年以上は確実に)。しかも特徴的なのは、二酸化チタンを架橋膜の中に含んでいることです。

 二酸化チタンは日焼け防止クリームやローションに使われている有効な紫外線フィルターです。非常に細かい二酸化チタン粒子(ナノメーターレベルであるため、大きな粒形の二酸化チタンとは異なり、白ではありません)が385nm以下の波長の紫外線をフィルターします。この結果、無塗装樹脂を紫外線から守ることができます。

キーパータイムスより

下の写真はフェンダーコーティング施工後のバンパー。
先ほどの白っぽくなってしまったバンパーも、ここまで戻ります。
※さすがに素地が劣化して白くなってしまった部分やキズは戻りませんでした。

樹脂パーツが痛んでしまう前に、樹脂フェンダーキーパーをおすすめします。

価格は5800円(税込)

※価格はサイズや劣化具合によって異なります。

左半分が未施工、右半分コーティング済

この記事を書いた人

安川寿樹
安川寿樹代表取締役/株式会社ヤスカワ
キーパープロショップ林堂店を運営する株式会社ヤスカワの代表取締役。
サッカーと野球観戦(タイガースファン)そしてテニスをするのが大好きな3児のパパです。肩書きは社長ですが現場が大好き!いつも店舗でバリバリ働いています

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