車のフロントガラスのはっ水加工をした後にワイパーを回すとビビビッっとワイパーのゴムがガラス面に引っかかってキレイに拭き取れなくなった経験ってありませんか?

このワイパーのビビりに関する相談をこの梅雨の時期に多く頂戴します。

この解決策を私の分かる範囲で少しご紹介いたします。

何故ワイパーはビビる?

ワイパーがビビる主な要因は摩擦係数が高いからです。ワイパーゴムとフロントガラスに引っかかる要素があるためにワイパーはスムーズに回ってくれなくなり、ワイパーがビビります。

ビビりをなくすためにはスムーズにワイパーがガラスの上を滑らす事。

その方法をいくつかご紹介します。

ワイパーをはっ水加工用のワイパー(グラファイトワイパー)に交換する。

摩擦係数の低いグラファイトワイパーに交換するとすべりが良くなります。
詳しくはNWBのホームページにも書かれています。以下は引用です。

撥水剤はなぜ摩擦抵抗を増大させるのでしょう?

ガラスコーティング剤は「水」を強制的に排除します。するとワイパーが「乾拭き状態」になります。このときワイパーラバーとの摩擦抵抗が大きくなり、「ビビリ」「拭きムラ」を発生させるのです。しかも、これにより「撥水効果が低下」し「コーティング被膜のはがれ」も起きやすくなります。

秘密はグラファイトラバー撥水効果でワイパーの働きを助けるガラスコーティング剤ですが、意外にも、その被膜はワイパーラバーとの摩擦抵抗を増大させます。グラファイトワイパーは、きわめて摩擦抵抗が小さい炭素微粒子をワイパーラバー表面にコーティングすることで、この問題を解決しました。炭素微粒子がコーティング被膜に密着しながら、これまでになく滑らかな作動をもたらします。

潤滑材を塗ってみる

ワイパーをグラファイトワイパーに交換するのが勿体ないという方にはこういうものもあります。

  • モリワイパー (10ml) [ 鳴き止め剤 ] ワイパーのびびり・拭きむら防止用ペンタイプ潤滑剤
  • ワイパー ビビり止め(ソフト99)

ワイパーのブレードゴムに塗り込むだけで、ゴムのキズを埋め、ビビりを止め、ふき残しも減ります。  というメーカーの説明にもあるように安価でそれなりに交換はありますが、応急処置的な感じはいなめません。

一番最初に試してほしい方法

ワイパーゴムについた汚れをふき取るだけでもビビりが治る事があります。ワイパーゴムが汚れているとすべりが悪くなります。ゴムを拭くだけで改善できるのですから、まずはこれを試すのが一番でしょう。

でも一番の方法はワイパーブレードをグラファイトワイパーにブレードごと交換する事だと思います。

それでもワイパーのビビりが改善されない事はあります。窓ガラスが直角に近い車はビビりは発生しやすいようです。

はっ水加工をやめてみる

水がすぐに流れ落ちてワイパーとガラスの間に水が入り込まない場合は、どうしてもゴムとガラスが引っ掛かりやすくなります。どうしてもビビりが改善されない場合ははっ水加工を取り除くしかありません。

きっちりと油膜を取ってしまえばはっ水加工無しでも快適に運転は出来ます。

はっ水加工をやり直す

窓ガラスのはっ水加工をする前にキッチリと油膜や汚れを取らずに行うと加工面が均一でなくなり、拭きムラが出たり、ワイパーゴムのビビりの原因になったりする事があります。

はっ水剤を塗りっぱなしにして拭き取らないのも良くありません。

そんな時は一度最初からやりなおすのも一つの手です。

油膜取りをキッチリ行い、はっ水剤を塗布します。そしてしっかりと乾燥させて後に余分なはっ水剤を拭き取ります。

一概に、この方法が良い!というものでもありませんが、参考になれば幸いです。

 

この記事を書いた人

安川寿樹
安川寿樹専務/株式会社ヤスカワ

キーパープロショップ林堂店を運営する株式会社ヤスカワの専務。

サッカーと野球観戦(タイガースファン)そしてテニスをするのが大好きな3児のパパです。肩書きは専務ですが現場でバリバリ働いています。