エコタイヤの特徴を知っていますか?
最近の車は省燃費性能を重視されている事が多いですよね。
それに合わせてタイヤも高性能化、省燃費化しているのです。
車のエンジン性能だけでは省燃費性能を十分に得る事はできません。ボディの軽量化、空力も省燃費に関わる重要な要素となっています。
タイヤも省燃費化の要素のひとつで、最近のタイヤには低燃費性能が表記されるようになっています。
この低燃費性能のラベリングだけでタイヤの性能を判断できるわけではありませんが、ひとつの判断基準になります。
それでは、エコタイヤとはどのようなものなのか具体的に説明します。
エコタイヤは軽い!
エコタイヤのどこがエコなのか?
まず、廉価タイヤと比べて分かりやすいのは重量です。
ガッチリとして一見重そうに見えるタイヤですが、軽い!
軽いと車の燃費も向上します。
エコタイヤは締め付けが強い!
乗用車に使われるタイヤはほぼチューブレスタイヤです。
タイヤとホイールが密着するビードと言われる部分の締め付けが強いほどタイヤとホイールがぶれる事なく真っ直ぐ回転してくれます。
そうするとロスが少なく、省燃費につながるのです。
エコタイヤの溝は太い!
エコタイヤの溝の幅は太い傾向にあります。
それは空気抵抗を抑えるという事につながるからで、タイヤの溝を通る空気の流れをも考えて造られているのがエコタイヤです。
低燃費タイヤの条件
前述したように低燃費タイヤはラベリング制度によって低燃費性能がどれくらいなのかを一目でわかるように等級分けされています。
低燃費タイヤとは
業界が定めたグレーディングぐシステムで低燃費と安全性が一定以上のレベルを満たしたタイヤです。
低燃費・・・転がり抵抗性能
安全性・・・ウェットグリップ性能
グレーディングシステムに基づき、転がり抵抗性能が「AAA」「AA」「A」、ウェットグリップ性能がd以上のものが低燃費タイヤに該当します。転がり抵抗性能が「B」「C」、また安全性の面からも、ウェットグリップ性能がdに満たない場合も低燃費タイヤに該当しません。
ラベリング制度についてはブリヂストンホームページに詳しく書かれています。
転がり抵抗性能とウェットグリップ性能の関係について
どちらかを高めれば、どちらかが下がる関係です。
一般的に、タイヤの転がり抵抗はグリップ力と相反するもので、濡れた路面においては特にグリップ力が弱くなる傾向にあります。転がり抵抗とウェット制動距離の相関関係については、タイヤの転がり抵抗を(良く)すれば、濡れた路面での制動距離は伸びる(悪化)傾向にあります。
この他にもエコタイヤの特徴はいっぱい
エコタイヤと言っても各メーカーがたくさんの種類をラインナップしています。
実際に店頭に行ってタイヤをみてタイヤのプロに話を聞いてみるとここで書かれている事以上にご自身の車に合ったタイヤが見つかるはずです。
例えば、一昔のタイヤに比べてタイヤのショルダー部分が丸くなっています。
これは何故なのか?
これは、タイヤの肩の部分だけで力を吸収するのではなく、周りのタイヤのゴムにも力を分散して部分的な減りを低減させるためです。編摩耗防止する事で安全性とタイヤの長寿命化を実現する構造になっているんですね。
知れば知るほど深いタイヤの世界。
続きは店頭にて。お待ちしております!
この記事を書いた人
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キーパープロショップ林堂店を運営する株式会社ヤスカワの代表取締役。
サッカーと野球観戦(タイガースファン)そしてテニスをするのが大好きな3児のパパです。肩書きは社長ですが現場が大好き!いつも店舗でバリバリ働いています
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