コーティングや洗車の前には受付カウンターに座ってお客様のご要望や気になる汚れ、どんなコーティングをしたいか、などのメニューの相談をします。

その時に車の状態を見ながらでなければメニューを決められない事はよくあります。

鉄粉がついているかどうか、
洗車キズがどれくらいあるのか、
気になる汚れの箇所は、とか。

そうやって車を見ながら相談するとお客様のご要望や車との付き合い方、乗り方などがよく見えて来ます。

車の状態だけでなくお客様の事がよくわかると、どのメニューが一番その方に合っているのかもよりわかってきます。

洗車やコーティングが完了し、お客様と仕上がりの状態を確認している時にも、オーナー様の車への思い入れや、エピソードをお聞きする事が出来ます。

「今まで洗車が大変だったからコーティングしようと思って色々お店を探していたんです。」

「洗車のお店ってどんな風に洗車するのか見てみたかったんです。」

「以前はこんな車に乗っていて、その前はこんな車で、だから今回はこの車にしたんです。」

お客様とそのような会話をする度に私たちの経験が蓄積され、お客様に喜んで頂ける提案の引出が増えていきます。

「こういう考え方のお客さまにはこういうコーティングが合っているのではないか」

「このお客様はこういう所も気にされるのではなか？」

コーティング技術も磨かなければいけない要素ですが、お客様の話をしっかりと聴くチカラ。それもコーティングをする技術者にとって求められるものなのだと思います。

逆に会話が少ないとお客様のご要望を十分聞けていない可能性があります。

車屋さんのコーティングの下請けをしている業者さんは直接お客様と話をする機会が無いのでこのような要望やお客様の事を知る事ができません。私たちも時々、車屋さんなどの業者さんからの依頼でコーティングをする事があるのですが、その仕上がりでお客様に満足していただけたのかどうかがとても気になります。

作業前と後にはお客様と色んな会話を心掛けていますが、いたらない点がありましたら気軽にお申し付けください。よろこんで手直しを致します。お客様が満足される事が私たちの何よりのモチベーションになっています。

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