紫外線から塗装を守るKeePerコーティング

Wの透明皮膜

先日、近畿地方は梅雨が明けて焼けつくような暑さが連日続いています。

夏の太陽光線は暑いだけでなく紫外線も多くなります。
紫外線とは地表に届く見える光線よりも波長の短いものです。
波長によってA,B,Cの3つに分けられているそうです。
Aは日焼けや黒いシミを作り、Bはヤケド状態になり、Cは皮膚がんの原因となり、オゾン層で遮られています。

人体にこのような影響を与える紫外線ですが、車にも悪影響を与えます。

光は物質に当たると分子や結晶が共鳴振動を起こし熱エネルギーを発生します。
特に紫外線A,Bは有機物の骨格であるC-C結合エネルギーを解離するため、塗装の粉化現象(チョーキング)が継続的に起こり、塗装深部まで進行して塗装が劣化します。

塗装を触ると粉が付いてしまう車はこのチョーキング現象が起こっています。

ウレタン樹脂やシリコーン樹脂も劣化します。
車の黒い樹脂パーツが白っぽく変色劣化したりヘッドライトが黄ばんでヒビ割れを起こすのはこの為です。

車の塗装は通常、下塗り、中塗り、上塗りと全部で3~5層で塗り重ねられています。膜の厚さは約0.1mm(100μm/マイクロメートル)と非常に薄いものです。

下塗りの役目は主に防錆。
次にボディの色が美しく見える中塗り塗装。
近年ではVOC規制(溶剤規制)により、水性中塗りも用いられています。
最後にボディ色を付ける上塗り塗装。
白、黒、赤などのソリッドカラー、金属感のあるメタリックカラー、パールの輝きがあるパールカラーなどがあります。
廉価な塗装以外は上塗り塗装の後でさらに艶を出す為に透明なクリアー塗料を塗装します。

これらの塗装は全て樹脂(高分子)、顔料、添加剤から構成されていて、塗装の主体である樹脂はアクリル樹脂、ウレタン樹脂などが多く使用されています。

これらの塗装は有機質なので紫外線から悪影響を受けてしまいます。

一般的に紫外線に対する劣化の抵抗力は塗装の主体であるアクリル樹脂が一番弱く、次にウレタン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂の順番であると考えられています。

これまでは塗装を守るためにカルナバやWAXなどを塗布してきましたが、これらは塗装と同様、C-C結合を持つ有機物であるため、紫外線に破壊されます。しかし破壊される層の厚みを増すと考えれば、ある程度紫外線から塗装を守ることが出来ていました。

現在は多種多様なコーティング剤が開発されてそれなりに紫外線による劣化防止に効果を発揮しています。

ピュアキーパーは、主体である「-Si-O-」結合構造を持つシリコーン樹脂や、「-CF2-、CF3」結合構造を持つフッ素化合物を最適なバランスで配合しているため、塗装の主体であるアクリル樹脂、ウレタン樹脂よりも紫外線に対して強い抵抗力を持ち、紫外線から塗装の破壊、劣化を防ぎます。

また、クリスタルキーパーダイヤモンドキーパーダブルダイヤキーパーは無機物であるガラスのSiO2の構造が主体で構成されており、紫外線に対する強力な防護能力を発揮する最新のコーティングなのです。

(※キーパーコーティングの発行する新聞、キーパータイムスより抜粋)

 

 

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この記事を書いた人

安川寿樹
安川寿樹代表取締役/株式会社ヤスカワ
キーパープロショップ林堂店を運営する株式会社ヤスカワの代表取締役。
サッカーと野球観戦(タイガースファン)そしてテニスをするのが大好きな3児のパパです。肩書きは社長ですが現場が大好き!いつも店舗でバリバリ働いています

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