鏡面研磨研修
今月は研修やセミナーに多くの時間をあてています。
そんな中、先日キーパーの鏡面研磨研修に米田チーフが参加しました。
鏡面研磨とは塗装全体が滑らかになるような磨きです。
洗車キズなども見えなくなり、鏡のような塗装面になる事から鏡面研磨と呼んでいます。
今までは私が社内で教えていましたが、他の磨き方や理論を習得してもらおうと外部の研修に出てもらいました。
今回の研修は基本的には私が昔に習った磨き方と理論は同じです。
違うのは様々な道具や技術、コンパウンドなどが進歩している事です。
車の塗装も環境対応の観点から進歩していますので、それらの塗装に対応できる磨きと知識を習得してもらいました。
とはいえ、キーパーコーティングにはさほどこの鏡面研磨は必要とされていません。
鏡面研磨はコーティングを美しく見せるためのものです。ダイヤモンドキーパーの皮膜の厚みは一般的なポリシラザン系のボディガラスコーティングの50倍を超えています。ゆえに鏡面にまで磨かなくても十分な光沢を得る事が出来るのです。
鏡面研磨が必要なコーティングとそうでないコーティングの説明はこちらから
ではキーパーコーティングの場合、どのような時に鏡面研磨をするのか?
洗車キズが増えると黒いボディの車は強い光が当たった時にキズが乱反射して白くなってしまったように見えてしまいます。その見栄えの悪さを美しくするために鏡面研磨を行います。キーパーコーティングで行われる鏡面研磨とは嗜好性の高いのものなのです。
また、水シミの除去にも鏡面研磨の技術を使います。
深めのキズを見えなく磨き込む研磨は復元鏡面研磨と言います。
キーパーコーティングには必ずしも必要ではないものの、鏡面研磨をして欲しいというお客様はいらっしゃいます。
その期待に応えるために今回、鏡面研磨のレベルアップの研修に行ってもらいました。
研修センターでは水シミのたっぷりついた車や黒い洗車キズの多い車など磨きごたえのあるものばかりをミッチリ磨いてきたそうです。
塗装や磨きの理論もみっちり勉強して来たようなので、今後の磨きにも期待しています。
それにしても鏡面研磨研修、楽しそうだなぁ。
テキストを見ているだけでワクワクしてしまいます。
手にマメを作って、体中筋肉痛になった若き日を思い出してしまいました。
この記事を書いた人
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キーパープロショップ林堂店を運営する株式会社ヤスカワの代表取締役。
サッカーと野球観戦(タイガースファン)そしてテニスをするのが大好きな3児のパパです。肩書きは社長ですが現場が大好き!いつも店舗でバリバリ働いています
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