スクラッチシールドにも最適なキーパーコーティング
最近、時々お問合せのある内容なので少し技術情報としてご紹介いたします。
日産のスクラッチシールドという塗装のお話です。
このスクラッチシールド、細かい擦りキズがついても自力で復元されるという魔法のような塗装です。
日産のホームページより
通常のクリヤーコートに特殊高弾性樹脂を配合し柔軟性を向上させ、樹脂の結合密度を高くすることで強靱性を高めているため、日常での使用で生じる細かい擦りキズによる塗装表面の劣化を防ぎ、新車時の塗装品質を長期間維持することができる。また、塗装面を温めることにより復元を早めることができる。
ただし、クリヤー塗装がはがれるような深い傷は復元することができない。
塗装面概念図
このスクラッチシールド、洗車キズが付きにくい自己修復機能を持ったとても便利な塗装なのですが、経年車を磨く時には職人泣かせな側面を持っています。
車の磨きというのはキズでキズを消すという作業です。目で見ると全くキズが無くなったかのように見える塗装もミクロの視点で見ると目に見えない微細なキズで美しさを作り上げているんです。
スクラッチシールドはそのキズを復元してしまう性質を持っているために磨いても磨いても中々仕上がらないという事に陥るケースがあるようです。この塗装の柔らかさがなかなか厄介なのです。磨いてはいけませんというディーラーさんもあります。
ですが、ご安心を。
私どもキーパープロショップ林堂店でもそれは経験済みです。
どのように磨けば仕上がるのかは理解しております。
こちらのGTRや
こちらのセレナなどもスクラッチシールドが施された塗装ですが、問題無くキレイに仕上がっております。
もちろん、洗車キズや磨きキズの気にならないスクラッチシールド装備車なら汚れや脂分をキッチリ落としさえすれば磨き無しでそのままコーティング出来てしまうのがキーパーコーティングです。
キーパーコーティングのピュアキーパーはもちろん、4H~5Hという塗装と同等の硬度を持つクリスタルキーパーやダイヤモンドキーパーはスクラッチシールドにもマッチした最適なコーティングと言えます。スクラッチシールドの伸縮についていける柔軟性を持っているコーティングなんです。
磨きからコーティングまで、スクラッチシールドにバッチリ対応しております。
安心してお任せください。
この記事を書いた人
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キーパープロショップ林堂店を運営する株式会社ヤスカワの代表取締役。
サッカーと野球観戦(タイガースファン)そしてテニスをするのが大好きな3児のパパです。肩書きは社長ですが現場が大好き!いつも店舗でバリバリ働いています
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