キーパーのレジン被膜は水シミの固着を防げるとはいえ完璧ではないゆえ

ボディガラスコーティングは車の塗装の上に薄いガラス質の被膜を作り、3年、5年などの耐久性を持たせて美しさも演出しつつ塗装の身代わりとなって傷んでくっる役割を担っています。

ガラスコーティングは無機質なので紫外線などの塗装にイタズラをする外的要因から強力に守ってくれるわけですが、無機質ゆえに水シミ、水アカを寄せ付けてしまう弱点も持っています。

水アカ、水シミと呼ばれる上記の写真のようなシミは水道水や空気中、もしくは雨が降って乾いた汚れの集積体です。

それら無機質なミネラル(カルシウム、マグネシウム、ケイ酸塩)は、同じ無機質のガラスコーティングと結びつきやすい性質を持っている為、水滴状の粒が乾いてできた汚れの集積体は取れないシミになってしまいます。

それを防ぐために、キーパーコーティングはガラス被膜の上にレジンと呼ばれる表面が有機質な構造の被膜を重ねてコーティングしています。

そうする事で水シミの固着を防いでいるのです。

表面が有機質なら、水シミの固着を軽減してくれます。

軽減してくれる、と表現したのは、全ての水シミから守れるわけでは無いからです。

キーパーのレジン被膜はその上で乾いて固まってしまった水シミはすぐに固着しないまでも、水滴状に跡形は残ります。

その水滴状の跡形に次のミネラル分の汚れが重なって、強い汚れの固まりになっていくと、厚みがあるキーパーの被膜であっても影響はでます。

それは経験上、言っている事で、本当に水シミを付けないでキレイに車に乗り続けるには、多くのミネラルの汚れを溜めないことです。

水シミの固着を防ぐ方法は、定期的なミネラル取り洗車や3pH洗車で無機質な汚れを軽度なうちに取り除く事です。

長期に水シミを放置するとミネラル取りなどでは取れなくなります。それは酸性ケミカルを用いても同じです。軽度な水シミは取れますが、重度になるとポリッシャーで研磨しなければ取れません。

水シミが深く塗装に浸食してしまうとコンパウンドで磨いても取れません。

深く浸食してしまった水シミを磨き切ろうとすると、塗装を傷めかねません。

だから、本当のキレイを楽しみたいなら、初期の水シミ(水アカ)を取れるうちに除去する事。

もしくは、水シミ(水アカ)が付かないように四方を囲われた車庫に入れるか、ボディカバーで覆う事です。

しかし、みなさんは普段から忙しく仕事もプライベートも過ごされているでしょうから、車の水シミ(水アカ)にばかり気をとめていられませんよね。

そんな事、気にならない、という人もいるでしょう。

だから、水シミ(水アカ)が付いてしまった場合はプロに相談して除去してもらいましょう。

全部取り除けるかどうかはご相談ください。試してみないとわからない事も多いです。

自分自身で予防や除去ができる事もあります。

汚れの度合いによって手段も違います。

車の汚れの事でお悩みの際は、ご相談ください。

きっとお役に立てると思います。

 

 

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この記事を書いた人

安川寿樹
安川寿樹代表取締役/株式会社ヤスカワ
キーパープロショップ林堂店を運営する株式会社ヤスカワの代表取締役。
サッカーと野球観戦(タイガースファン)そしてテニスをするのが大好きな3児のパパです。肩書きは社長ですが現場が大好き!いつも店舗でバリバリ働いています

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