専用コーティングブースとお店の雰囲気

2016年9月5日 2018年3月7日安川寿樹

安川寿樹

昨日、遠方からご来店してくださったお客様が当店を選んでくださった理由を少しお話ししてくださいました。

今まではガソリンスタンドでコーティングを施工してもらっていたそうですが、外でコーティングしているので、その点に不安感を抱かれ、満足できなかったのだそうです。

インターネットで検索したところ、当店を見つけられ、ちゃんとしたコーティングブースがあって雰囲気も良さそうだったから、という事で少し遠いですが、ご来店してくださいました。

キーパープロショップ林堂店はコーティングと洗車に特化したコーティングブースや最新の洗車設備を備えていますが、元々は出光のガソリンスタンドが出発点です。

昔は洗車もガソリンスタンドの横でしていました。そのころは洗車場に屋根もありません。

コーティング事業はガソリンスタンドの洗車の延長線上にありました。

しかし、コーティングや洗車、磨きなどを学んで実践していくうちに、その時の設備だけではお客様を本当に満足させられないと感じていました。

コーティングを本格的に学び始めた頃はこのオイル交換やタイヤ交換をするリフトのあるピットでコーティングをやっていました。

このリフトのあるピットでも最初は十分キレイに仕上げられると感じていました。

しかし、１泊お客様の車を預かって長時間の作業をすると作業途中で多少のホコリが付いてしまいました。時には虫のふんが付いていたり、そのたびに手直しをしなければなりませんでした。さらにオイル交換やタイヤ交換の作業が入るたびにコーティングしている車を外に動かさなければなりませんでした。そのたびにホコリも付きます雨に濡れてしまいます。、コーティング完了後はすぐに雨に濡れても大丈夫ですが、作業中は雨に濡れるとコーティングの品質を落としてしまいます。

作業に集中しすぎて２柱リフトに頭をぶつけてタンコブをつくった事もあります。

作業効率を考えると、これは絶対にコーティング専用のブースが必要だ、と思うようになりました。

旧コーティングブース

そんな時、私の父、つまり社長ですが、ガソリンスタンド前にあった農機具小屋を知人から借りてくれました。

目の前にこんなに良い小屋があったのに借りようと思っていませんでした。借りられるとも思っていませんでした。

私は仕事の上で父に相談をしてもよく意見の相違でケンカになる事があります。だからと言って何も相談しないわけにもいかず、あの時も「コーティングの品質と作業効率を上げる為にコーティング専用のブースが欲しい」と相談ました。正確には母に間に入ってもらったのですが・・・。すると、間髪入れずに「前の小屋を借りたらええねん。」と、すぐに持ち主である父の知人と交渉してくれました。

このコーティングブースが出来てからは、もの凄く作業効率が上がり、品質もアップしました。

インターネットでこのブースでの作業をブログで書き、キレイになった車の写真をどんどんアップするにつれてお客さんも増えました。高品質なコーティングが出来るようになると、そのお客様がリピートしてくださり、家族や知人を紹介してくれるようになりました。

そうなると、またコーティングをする場所が足りなくなって来ました。

そこで、次はもっとコーティングに特化した設備を作る事にしたのです。