傷んだ塗装にキーパーコーティングはできるのか

キーパーコーティングは、傷んだ塗装にコーティングできるのか?

その答えはYESでありNOでもあります。

まずは冒頭の写真をご覧ください。
2024年、日本中の郵便局の集配車およそ8000台をキーパーコーティング(フレッシュキーパー)で蘇らせました。全国のキーパープロショップ、キーパーラボで施工されたのですが、これぐらい色あせた赤い郵便局の集配車もツヤツヤにキレイになります。
しかも、研磨なしでこの仕上がりです。

下の郵便局の集配車はクリスタルキーパーをコーティングしています。
写真だけではわかりにくいのですが、フレッシュキーパーほど赤色が鮮やかに戻っていません。

これだけでフレッシュキーパーの性能の高さが見てわかります。

コンパウンドで磨くと傷んで薄くなった塗装が余計に薄くなるので、研磨はしない方が得策です。
研磨するなら塗装を埋めるような研磨がおすすめです。
研磨では無く、塗装を整える方がキレイになります。
これこそキーパーコーティングの真骨頂。
磨かなくてもキレイにできる高い性能を持っています。

キーパーコーティングは高密度(もしくは中密度)で分厚いコーティングです。
十分な厚みとミクロの塗装の凸凹を埋める性能を活かして、これほどまで美しくツヤツヤに仕上げる事ができます。

しかし、全てがこのように復元できるのかというと、そうではありません。

やはり、塗装は新しいうちにコーティングするほうが定着は良く、長持ちしますし、美しく仕上がります。

塗装の一番表層にあるクリアー層がなくなっていれば、コーティングをしても、しっかり定着せず、逆にムラになる事もありますし、本来の性能ほど長持ちもしません。

クリア層があっても、塗装の密度が粗くなり、スカスカの状態ではコーティングを均一に塗れないばかりか、塗装面を覆う事ができません。

そんな場合は、オーナー様と、どうするかを相談しています。

どれぐらいの塗装状態ならコーティングできるかは、実際の状態を見ての判断となります。

可能な限りキレイに致します。

塗装の一番良い状態が新車時。

やはり、コーティングは塗装が新しいうちにするのが一番です。

新車コーティングだけでなく、何年か乗ってコーティングの期限が切れてしまった場合もご相談ください。

最適な方法をご相談させて頂きます。

いつでも、キレイにしよと思った時がコーティング施工のタイミングなんです。

この記事を書いた人

安川寿樹
安川寿樹代表取締役/株式会社ヤスカワ
キーパープロショップ林堂店を運営する株式会社ヤスカワの代表取締役。
サッカーと野球観戦(タイガースファン)そしてテニスをするのが大好きな3児のパパです。肩書きは社長ですが現場が大好き!いつも店舗でバリバリ働いています

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