黒の車の艶の出し方。

黒い車は水アカの汚れが目立ちにくい反面、洗車キズなど、キズが非常に目立ちやすい色です。
 
今回も「艶が出ない」「いくら洗ってもキレイにならない」 というご相談を頂戴しました。
下の写真のように光を当てると丸く円を描くように見える傷が洗車キズです。
 
白い車にも付いているキズですが、黒色だとハッキリと目立って見えます。
このキズに光が当たると黒のボディでも乱反射で白っぽく見えてしまいます。
もうひとつ艶が出ない理由として水アカも考えられます。 美しい塗装面の上にワックスをかけると最初はキレイなのですが、油分であるワックスは時間と共に溶けてしまいます。
 
その溶けてきた油分の隙間に汚れが入り込みさらにキレイにしようとワックスを塗るとその汚れごと包みこみ、それが悪循環となって汚れが堆積します。 これらの汚れと洗車キズを取り除けば本当にキレイな真っ黒なボディになります。
 
汚れを落としてクリスタルキーパーをコーティングするだけでも艶は出ますが、今回の場合は軽研磨を入れた方がコーティングの乗りが良くなると判断しました。 洗車キズ
 
Dsc06525
 
  最初は洗車からスタートです。 砂ぼこりやシャンプー洗剤で落ちる汚れを落として行きます。 さらに水アカ落としで徹底的にワックスやそれに含まれる汚れを落とします。
洗車 
 
水アカが落ちた後は 磨きをかけます。ポリッシャーという機械を使ってスポンジと研磨剤のチカラで軽く安全に磨いていきます。
 
軽研磨
 
    細部までキッチリ磨きます。 細部磨き
 
  そして磨き終わるとこんなにツルんとした塗装に生まれ変わります。これはまだコーティングしていない状態です。 ここへ塗装を守り、艶を出すボディガラスコーティング、クリスタルキーパーを塗布します。
 
  ボンネット
 
  仕上がるとこれくらい景色が写りこむような美しさになります。   Dsc06549
 
  洗車キズがかなり消えたのがわかるでしょうか。 全部消すにはもっと丹念な磨き込みが必要です。
ですが、これだけ洗車キズが減れば十分黒の艶は出ます。 Dsc06545
 
  比較の為に下の写真が施工前です。 洗車キズ
 
全体を写した写真です。 ストリーム
 
 
  ストリーム2
 
  Dsc06569
  空も写りこむような美しさになりました。 オーナー様にも喜んでもらえてよかったです(^^)
 

この記事を書いた人

安川寿樹
安川寿樹代表取締役/株式会社ヤスカワ
キーパープロショップ林堂店を運営する株式会社ヤスカワの代表取締役。
サッカーと野球観戦(タイガースファン)そしてテニスをするのが大好きな3児のパパです。肩書きは社長ですが現場が大好き!いつも店舗でバリバリ働いています

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