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塗装をいためる「花粉」のこびりつき |
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3月の下旬、年末並みに多くのお客様がコーティングを施工しました。その大きな要因は「花粉」です。今年の花粉は例年になく大量に飛散し、特に関東ではご来店いただいたお客様のほぼ全車に花粉がこびりついていました。 しかも今年の花粉は、洗車をしてもベターっと残って簡単には落ちません。ご自分で洗車をしていらっしゃる人まで「花粉が取れなくて困った」とご来店されました。 〈花粉がこびりついたときの施工方法〉 花粉がこびりついてからあまり時間が経っていない場合 洗車後「キーパークロス」で拭上げ作業を行なえば、キーパークロスの掻き取り効果で取り去ることができます。 花粉の量が多く、少し時間が経っている場合 キーパークロスでの拭上げだけでは落ちない場合は、爆白+「ピュアキーパー」の作業が必要になります。ピュアキーパーのクリーンアップ性能でほとんどキレイに取り去ることができます。ダイヤ・クリスタルキーパー施工車の場合は、爆白+レジンで取れます。 付着している花粉が大量で、付着してから相当時間が経っている場合 花粉の内容物が、塗装またはコーティングの中に浸潤して塗装を膨張させたり、塗装を侵している場合があります。この場合は「研磨」をかけなければ元に戻らないことがあります。付着の程度に よって軽研磨で取れる場合もありますし、ひどい場合は鏡面研磨を必要とする場合もあります。鏡面研磨後も跡がかすかに残るほど塗装が侵されている場合もあります。 ●花粉に含まれる「ペクチン」が塗装を荒らす原因 花粉の種類によってその成分が違うようですが、一般的に、ある種のペクチンは食用の「増粘剤」として使われているほどベトベトしているもので、洗車だけでなかなか取れない原因となっています。また、ある種(どの種か判明してない)の花粉に含まれている酵素が、塗装に浸潤するようです。 2年ほど前に、滋賀県のお客様のBMWにこびり付いた花粉が、塗装の中にまで染みこんでいて、鏡面研磨までしてきれいになっても、何週間かすると塗装の中から染み出してきたように、またシミがいっぱい出てくるというきわめて重症な例がありました。BMWジャパンに問合わせたところ、過去にもそのような例が2例ほどあったそうです。 どの種類の花粉が、そこまで塗装にダメージを与えるのかなかなか確認は難しいのですが、たかが花粉となめてかかるとひどい目にあうようです。 ●花粉がついたらできるだけ早く洗い落とすことが肝心 コーティング、特に無機質のボディガラスコーティングは花粉のこびりつきを防ぎます。 花粉のこびりつきを防止するには、コーティングで塗装を覆うことが有効です。特にダイヤモンドキーパー、クリスタルキーパーなどガラスで守ると同時に、レジンが犠牲被膜として使われているコーティングでは、研磨をしなければシミが取れないまでの症状になっている例はまだありません。爆白でまず取れます。花粉対策にはダイヤ・クリスタルキーパーをぜひおすすめします。 |
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