久々のノーコーティングDAY|こんな日にしかできないブラッシュアップ

今日は久々のノーコーティングDAY。

春の嵐が来ると天気予報で言っていた通り、今日は強風と冷たい雨が降る予想通りの天気。

こんな日にコーティングをしたいと思うお客様はほとんどいません。天気予報がスマホで簡単に確認できるようになってからは天気の動向を見て予約を入れる方が増えました。とはいえ、天気予報も100%ではありません。晴れると思っていても雨が降り、予約を入れているから、その日しか忙しくて車を預けに行けない、などの理由で雨の日にもコーティングされる方もいらっしゃいます。でも、今日はそのような予約も入っていませんでした。

こんな日は普段の技術をさらに高めるチャンスです。

ここ数か月、ほとんどノンストップ状態のキーパープロショップ林堂店のコーティング予約。そのコーティング技術に狂いが無いかを確認する作業も時々必要です。我流になっていないか、基本に忠実に行っているか。もっと上達するにはどこを変えれば良いか。などを見直しています。

今日はクリスタルキーパーの施工を細かくチェックしました。

そして、最近ご相談の多い水シミを除去する磨きのスキルアップを行いました。

ボンネットにこんな水シミがたくさんついて気になっている方、いませんか?

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もと寄って見てみるとこんな事になっています。白い棒のように見えるのは蛍光灯が写り込んでいる塗装の画像です。光が当たっている箇所だけ水シミがあるように見えます。ですが、この光の当たっていない所もこの水シミでいっぱいの塗装面でした。新車で買った時にディーラーさんでガラスコーティングしてもらたそうなのですが、長く乗っているうちにこんなに水シミだらけになってしまったそうなのです。

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今日はその水シミを取る練習を行いました。

この水シミはボディガラスコーティング特融のものです。

水に含まれるミネラル分とガラスコーティングとが結合して水シミとなってしまっています。
一般的なはっ水性のボディガラスコーティングでは避けられないシミです。

キーパーコーティングのボディガラスコーティングはこの水シミを防ぐレジン被膜と言われるコーティングを塗り重ねるのでこのシミが発生しません。仮に付いたとしてもレジン被膜を塗り替える事で美しい塗装面を取り戻す事が出来ます。

今回のこの水シミは厄介でした。

下の写真、右半分が磨いた塗装です。左半分は水シミの多い塗装。右半分は復元鏡面研磨を行って大きな目立った水シミは無くなったのですが、小さなプチプチが見えます。これは塗装の中まで浸食して小さな穴が開いている状態です。塗装が傷んでいます。この小さな穴を全部除去すると塗装が無くなってしまうリスクがあるので、このレベルの磨きで留めました。

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この磨きを行った後にクリスタルキーパーをコーティングしました。

これでこんな水シミが付く事は無くなります。

塗装はガッチリ保護されました。

このような時間のかかる練習は普段なかなかできません。

今日は一日かけてみっちりトレーニングが出来ました。

施工事例の更新がまだまだ溜まっています。
近日、必ずアップ致します。
コーティングしてくださった皆様、あとしばらくお待ちください!

 

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この記事を書いた人

安川寿樹
安川寿樹代表取締役/株式会社ヤスカワ
キーパープロショップ林堂店を運営する株式会社ヤスカワの代表取締役。
サッカーと野球観戦(タイガースファン)そしてテニスをするのが大好きな3児のパパです。肩書きは社長ですが現場が大好き!いつも店舗でバリバリ働いています
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